札幌市民防災センター(札幌市白石区)は入館無料で様々な防災体験ができて、はしご車にも乗れる!

北海道-道央-石狩地方-札幌市-白石区
札幌市民防災センター.jpg
今回は札幌市白石区にある【札幌市民防災センター】についての紹介です。防火・防災に関する知識や、実際に災害が発生した場合にどうしたらいいのかを模擬体験しながら学べる施設です。雨の日の札幌市内の子連れお出かけスポットとしてもおすすめです。

■目次

 ▶札幌市民防災センターってどんなところ?
 ▶まずはインフォメーションコーナーで受付♪
 ▶子供達に人気のはしご車♪
 ▶札幌市民防災センターで体験できることは?
 ▶災害バーチャル体験コーナー
 ▶展示コーナー
 ▶防災シティ札幌(ヘリ操縦)
 ▶本物の消防車両を見学できる♪
 ▶札幌市民防災センターの駐車場や基本情報
 ▶おわりに
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■札幌市民防災センターってどんなところ?

札幌市民防災センター外観.jpg
札幌市民防災センターは札幌市白石区にあり、地震、火事、暴風等、さまざまな災害の模擬体験をしながら防火、防災に関する知識や行動を学ぶことができる施設です。ちょっとお堅い印象を受けますが、実際に使用されていたはしご車に乗ることができたり、模型のヘリコプターを操縦して動かすことができたり親子で楽しみながら学べるスポットです。
白石消防署の隣に位置していて、市民防災センター2階から消防車両の見学もできます。(下記にて紹介します♪)
札幌市民防災センターの隣は白石消防署.jpg


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■まずはインフォメーションコーナーで受付♪

入口からすぐのところにインフォメーションコーナーがあるので受付をします。
札幌市民防災センター受付.jpg

受付をするとスタンプ用紙をもらえます。子供が嬉しいポイントですね♪スタンプ用紙は就学前の子供用と小学生以上の子供用に分かれています。

就学前の子供用のスタンプ用紙はこちら↓
市民防災センター就学前の子供用のスタンプ用紙.jpg

小学生以上の子供用のスタンプ用紙はこちら↓
市民防災センター小学生以上の子供用のスタンプ用紙.jpg
小学生以上の子供用のスタンプ用紙には裏面もあり、学びの要素が強くなっています。
市民防災センター小学生以上の子供用のスタンプ用紙(裏).jpg


受付のすぐ側では消防の活動服を着ることができます♪
札幌市民防災センター消防の活動服を着てみよう♪.jpg


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■子供達に人気のはしご車♪

インフォメーションコーナーのすぐ後ろにはしご車があります。実際に使用されていたもので、間近で見てみるととても大きく迫力があります。子供たちはまずここに釘付けになります(笑)
札幌市民防災センター子供に人気のはしご車.jpg

はしご車の運転席に座ることができます。
札幌市民防災センターはしご車の運転席.jpg
運転席ではサイレンを鳴らしたり、無線交信を聞くことができます。

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■札幌市民防災センターで体験できることは?

札幌市民防災センターで体験できる5つのことをご紹介します。
【地震体験コーナー】
札幌市民防災センター地震体験.jpg
ソファに座り体験します。写真には写っていませんが壁にTVがあり、仮装番組が流れています。そのTVやテーブルの上に置いてあるスマートフォンからまず、緊急地震速報が流れます。そして揺れが始まると、停電状態になるなど、災害の恐怖を実感することができます。体験コーナーには必ず職員の方が付いていて、ただ単に揺れを体験するだけにとどまらず、地震の時の身の守り方などを詳しく説明してくれます。

体験できるのは震度3から震度7までで、年齢によって変わってきます。
札幌市民防災センター地震体験コーナー.jpg


また体験している様子を体験部屋の外側に設置されたモニターで見ることもできます。
札幌市民防災センター地震体験モニター.jpg
【消化体験コーナー】
札幌市民防災センター消化体験コーナー.jpg
消化体験コーナーは小学4年生以上が対象の体験コーナーです。部屋の中にスクリーンがあり、そこに映るキッチンでの火災を消化器を使って消化します。(消化器からは水が出ます。)部屋に椅子があるので子供たちはそこに座り私が消化体験するところを見学しました。私自身おそらく消化器を使用したことがないのでいい経験になりました。ここでも職員の方が丁寧に消化器の特徴や使い方、実際の火事の場合の時の消火作業をするのか、逃げる判断の事などを丁寧に説明していただきとても勉強になります。

【煙避難体験コーナー】
札幌市民防災センター煙避難体験コーナー.jpg
煙避難体験コーナーでは煙が充満した状態の2階建ての建物内からの避難行動を体験することができます。 まず初めに実際に火災が起きた現場から非難するときの行動の仕方について丁寧に説明をうけてから体験します。階段を上って2階の部屋からスタートします。しっかり説明を聞いていた子供たち、体験前からすでに鼻と口をしっかり手で覆っていました。
札幌市民防災センター煙避難体験コーナー入口.jpg
中に入ると実際に火事が起きてるかのような雰囲気で叫び声も聞こえてきたりして臨場感があります。そして明かりがないので本当に暗い中手探りで出口を探します。この体験では実際に恐怖を感じました。体験前に「一番後ろの人は扉をしっかり閉めることが大切(火を食い止めるため)」としっかり説明を受けていたのにもかかわらず、体験後確認してみると閉め忘れの扉が…。恐怖のあまりすっかり忘れていましたがとてもいい経験になりました。この経験を生かすチャンスが訪れないことが一番ですが、「扉を閉める」ことが大切だということはしっかりと覚えました。

【救急体験コーナー】
札幌市民防災センター救急体験コーナー.jpg
救急体験コーナーは小学4年生以上が対象となります。訓練用の人形を使い、心肺蘇生の方法やAEDの使い方を学び、体験できます。 TVが設置されており、その左にあるメニューを選びボタンを押すと各映像が流れて学ぶことができます。子供達が見守る中、私が初めてAEDを使ってみました。そして職員の方に教えていただいて心臓マッサージもしてみましたが思っていたよりかなり力を必要とするものなんだなと感じました。そして、いざというときに行動を起こせるかどうかは、やはり訓練の経験があるのとないのとでは全然違うだろうなと思いました。とても良い経験になります。

【暴風体験コーナー】
札幌市民防災センター暴風体験コーナー.jpg
暴風体験コーナーでは風速10m、20m、30mの中から選択して体験することができます。3Dメガネをかけ映像を見ながらの体験なので臨場感があります。(地震体験コーナーと同様にこの体験も体験室の外側にモニターが設置してあり、体験している様子を見ることができます。)

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■災害バーチャル体験コーナー

札幌市民防災センターミニシアター.jpg
札幌市民防災センターにはミニシアターがあり、災害バーチャル体験ができます。
札幌市防災センター災害バーチャル体験コーナー.jpg
津波、土砂災害、都市型水害の3つのコンテンツを3D映像と光や風による演出を通して体験し、学ぶことができます。(映像はHBCアナウンサーのグッチーさんがナビゲーターとして各災害について語っていました。)こちらの体験の所要時間は20分程度です。
また、このミニシアターでは子供向けの2Dアニメ「おはしもレンジャー」(10分)も見ることができるので小さなお子様の場合はこちらのほうが良いかもしれませんね。(「おはしも」は、おさない、はしらない、しゃべらない、もどらないの意味で避難の時の心構え。)親しみやすいキャラクターが避難の時の大切なことなどを歌をまじえながら教えてくれるので幼児でも飽きずに見ることができました。

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■展示コーナー

2階に進むと展示コーナーがあります。
札幌市民防災センター展示コーナー.jpg
さまざまな活動服が展示されていたり、乗り物がパネルで展示されていたりしました。このほかにも災害時の非常持ち出しグッズなどの紹介、展示もありました。家庭での「備え」を見直すいいきっかけになると思います。

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■防災シティ札幌(ヘリ操縦)

札幌市民防災センター防災シティ札幌ヘリコプター操縦.jpg
2階の「防災シティ札幌」ではモニターで札幌市の防災に関する情報を調べることができたり、模型のヘリコプターを操縦して札幌市の上空を飛ばすことができます。子供が食いつくポイントですね(*^-^*)

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■本物の消防車両を見学できる♪

2階の展示室の扉を出ると、隣の白石消防署の消防車両の見学ができます。
札幌市民防災センター消防署見学ゾーン.jpg
札幌市民防災センター消防署見学ゾーンから見る消防車両.jpg
身長がまだ100㎝ない次男も踏台のある場所から見学することができました。
札幌市民防災センター消防署見学ゾーン踏台.jpg


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■札幌市民防災センターの駐車場や基本情報

住 所  札幌市白石区南郷通6丁目北

電 話  011-861-1211

開館時間 9:30~16:30

入館料  無料

アクセス 地下鉄東西線/南郷7丁目駅(1番出口徒歩3分)
(最寄りのバス停は中央バス「南郷6丁目」前)

駐車場は建物の裏側にありました。
札幌市民防災センター駐車場.jpg
駐車場の端に駐輪場もありました。
札幌市民防災センター駐車場と駐輪場.jpg


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■おわりに

今回は札幌市白石区の札幌市民防災センターについて詳しく書いてみました。様々な体験や映像を通して防災に対する意識が高まるきっかけになる場所だと思います。実際に使われていたはしご車に乗れたり、消防車両の見学ができたり、子供が喜ぶポイントもあり、何より無料なのがありがたいスポット。成長するとともに体験して感じることが変わってくると思うので、また子供たちと一緒に行きたいと思います。

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※この記事は2017年11月訪問時の体験を元に書いています。


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